もみじの植え付け・植え替え

(1)植え付け [植え付けの要領]
春の芽だし期、あるいは、芽の動く直前に
求めた苗は、直接鉢に植え込んでかまい
ません。これ以外の時期に入手した場合
は、ポットまたは根巻きをはずし、根を傷
めないようにそのまま仮植えします。

用土は、赤玉土7〜8割、腐葉土2〜3割
でよく混ぜて使います。水はけの良い土
ならば、これ以外でも構いません。

@鉢底にゴロ土をいれ、植え土を鉢の半
分くらい入れておく。
A苗木を包んでいる根巻きのワラやビニ
ールを取り除き、ポットの場合は静かに引
き抜いて、古い土を軽く篩い落とす。
B根があまり長くて、鉢からはみ出しそう
なら、長いものだけ切りつめる。
C苗木の根を充分に広げて、静かに鉢の
中央に来るように置き、用土を根元までか
ぶせてから竹ばし等でつついて根の間に
まんべんなく土が入るようにする。

Dこれで植え付けは完了です。細めのジ
ョロでタップリと灌水します。
 
(2)植え替え
植え替えの時期は植え付けと同じで、春の彼岸頃、芽がいくらか動き出してきたときに
行います。この時期はもみじの最も旺盛な成長期にあたりますので、植え傷みが少ない
からです。

@今までより一回り大きい鉢を用意して、素焼き鉢なら30分〜40分位水に浸しておく。
A植え替えの用土は植え付け用土と同じで、赤玉土を主体に腐葉土、山砂などを混ぜ
たものを使い、鉢底にゴロ土を入れ、用土を入れておく。
B鉢から抜いた苗をナイフや包丁で一回り小さくなるように切り、古い土を軽くふるい落
として、長い根を小さく切る。
C株を鉢の中央に据え、用土を7割程度入れて鉢縁を叩いて用土を落ち着かせ、竹ばし
デ用土を根の間に鋤込む。
D用土を追加して高さを調節し、植え終わったらビニールの紐などで木を結わえて、風で
倒れないようにする。

これで植え替えの作業は終了です。植え込んだ後は充分に灌水します。なお、盆栽の場
合もほぼ同様に行います。

[植え替えの仕方] [盆栽の植え替え]
(図)「楓ともみじ入門」(小林治郎著)より