ITP2.1の対策対応方法は?アフィリエイトが終わる?
あーこです^^
2019年のゴールデンウイークは軽井沢に来ています。
前半はキャンプっぽく過ごして後半はプールのあるホテルにきました。
キャンプではダッチオーブンを使いたかったんだけどな~
キャンプ場ではないので使えず・・まあ仕方ないですね。
アボカドのエビソースが美味しかった~
だいたいキャンプの時はコーヒーを淹れてまったりしてます。
後はアウトレット行ったり(楽しいのは私だけw)。何せGWは激込みでした。
プールのあるホテルにきました。大人のクセに力の限り泳ぎ、
そしてエステフルコースで大満足です。3秒で寝落ちです(普段から数秒で寝ちゃいますが~)
そんなこんなで帰宅後はアフィリエイト作業に集中ですね!
さて、今アフィリエイター同士で騒がれているのが「ITP2.1問題」。
ある時期を境に「発生さえしなくなった!」というアフィリエイターの声も多いです。
では今さら聞けない
・ITP2.1って何?
・IPT2.1への対応対策
を一緒に見ていきましょう。
ITP2.1の対策ってある?アフィリエイトはこれで終わった?!
騒がれているITP2.1とは?
ものすごくざっくりいうと、ITP2.1って、
ようするに「ブログでユーザーを集めてメーカーの広告へ無料で案内している状態」
をいいます。ITP2.1はApple社のiphoneやipadなどが主に対象になりますね。
すごく噛み砕いて説明しますと、iphoneやipadユーザーがアフィリエイトリンクから
商品を申し込んでも、ITP2.1のアップデートの影響により、アフィリエイターは報酬発生すらしない可能性があるということです。
私たちアフィリエイターからしてみれば「何じゃそりゃ?」状態といえます。
しかし、あーこの中ではASP各社も指をくわえて黙っているということはないと思い、
そう悲観的ではありません。(いや、希望的観測か・・・)
まだITP2.1対応の遅れているASP会社のほうが多いですが、対応が遅れていればアフィリエイターは他社ASPに流れていき、
その未対応のASP会社は会社そのものが傾いてしまうワケです。だからさすがにASPという会社は何かしら対策を講じるはずだと
私は思ってるんですね。
ということで、もうちょっとITP2.1について詳しく勉強してみましょう。(ここからちょっと小難しくなりますw)
ITP2.1でAppleがやろうとしていること
ITP2.1とは、Inteligent Tracking Preventionです。Apple社のブラウザはSafariで、Safari上での広告トラッキングを制限する内容です。
私たちアフィリエイターの成果というのは、ASPがcookieというユーザーの情報を使って
アフィリエイトの成果をカウントしています。このcookieの取り扱いをAppleがより厳しく制限するというのが
ITP2.1です。
何だかネット上の情報を見ていると、情報が偏っているように見えます。
「1st Partyの履歴を8日以上保持しなくなった」ここばかりフォーカスされているように見えます。
以下が今回のITP2.1のソースですね。
ここには、ざっくりいいますと
・トラッカー認定されたcookieが即刻削除
・Javaを使用したcookieが7日間のみ保持できる
・キャッシュを使ったトラッキングアクセスの禁止機能を強化
・3rd Partyの別ウィンドウからのストレージアクセスの是正措置の終了
となっています。「1st Partyのcookieは7日間のみ保持できる」だけではないです。
他にもネット上の情報ではITP2.1はAppleのアドテクベンダー対策だ、なんて言われていますが、
ちょっとそれは違うというか想像の範疇に過ぎないと思っています。
というのも、cookieというのはユーザーがiphoneなどでどんなサイトを閲覧したか?という情報ですが、
これも個人情報のうちの一つですね。
ブラウザでサイトを閲覧しただけで、その閲覧情報という個人情報を第三者が情報収集できてしまうことそのものが
個人情報を守れていない、という観点があるワケです。
例えば、cookieの取り扱いがより厳しいのがヨーロッパで次にアメリカぐらいの位置付けだと思いますが、
ヨーロッパなんかだと、cookieを保存していいか?削除するか?とブラウザで都度聞かれるように対策されています。
「世界の動き」として、cookieの情報の扱いはより厳しくなっている、ということです。
では、今回のITP2.1でなにが困るのか?私が物販アフィリエイトサイトをお教えしていますから、
物販アフィリエイトのアフィリエイターが困ることを取り上げてみます。
やっぱり何が一番問題なのかといえば、
「・トラッカー認定されたcookieが即刻削除」なんだと思います。
今回の件では1st Partyと3rd Partyという言葉もよく出てくるのでかんたんに説明します。
まず、1st.Partyなんですが、aakooukoku.comというあーこの自社サイトがあったとします。ユーザーがあーこの自社サイト内で
行動し、自社商品を買うのであればそれを1st. Partyといいます。自分のドメイン内の完結であればそれを1st. Partyと言います。
一方3rd. Partyですが、aakooukoku.comというあーこのブログからユーザーがA8商品.jpというメーカーの広告ホームページに
移動してアフィリエイト商品を買ったとします。
これは自分のサイトから他社サイトへの移動です。
自分のドメイン→他サイトへの遷移を3rd. Partyと呼びます。
今回のITP2.1では3rd. Partyをすべて即時廃棄し、ユーザーの個人情報を守る、というものです。
・・・これは困りましたね。iphoneやipadを利用するユーザーの3rd. Partyがすべて破壊されるとなると、
現状アフィリエイターはcookieで成果を計測されているのですから、
iphoneユーザーの成果はすべて報酬にならない、といことになってしまいます。。
物販アフィリエイトサイトのユーザーの8割~9割がスマホユーザーです。
日本のスマホユーザーのこれだけの割合がsafariを利用しています。うん、これじゃあ影響あるよね…
アフィリエイター今の状況は?
ITP2.1は、クッキーの有効期限が7日間に制限されるんだけど、それ以外にも何か発生件数が減ってしまうような要因がある気がする。
絶対にCV計測漏れしてると思うんだよなあ。 https://t.co/bjiN37rV7p— 孤独なカウボーイ@孔雀 (@kujaku_kujaku) April 22, 2019
https://twitter.com/namiafi/status/1120308710587240449
3月4月のある案件発生数とIOSの割合調査したけど、
3/1~3/22 75.1%→4/1~4/22 58.6%
変動で母数が減ったとはいえ、ITP2.1食らってそう— みずキング (@mzk_SEO) April 22, 2019
Twitterを見ているとアフィリエイターの阿鼻叫喚だらけです・・・
ITP2.1のとりあえずの対策
フェルマさんはもうITP2.1対応してるのか~早いな~#ITP2.1 pic.twitter.com/i8TM0kkkO5
— タックル (@mousetomausu) April 16, 2019
そうはいっても、ASPだってこのまま黙っていることはないと考えます。
アフィリエイターがブログを全員放棄すればASP会社はつぶれてしまいますからね、、、
A8も特許を出願中です。
A8が今やろうとしていることは、現状アフィリエイターの成果はcookieにて計測していたが、
今回のITPでcookieでの計測が不可になるため、
これからはcookie情報を使わずDNSの設定で計測していきましょう、ということです。
この特許、通るといいですし、広告主がDNSを埋め込む作業をすることで稼働するので
多くの広告主が対応してくれることを切に希望します。
自分でも情報収集していこう!]
【先日、広告主様と打ち合わせにて】
私「ITPヤバイっす!今後、獲得数が大幅に減る可能性もありそうで怖いです!」
広告主「ITP?大丈夫っしょ!6月にキャンペーンやるんで、過去最高件数叩き出しちゃいましょうよ!」#ITPに対する温度差ありすぎて辛い— いのた@1201 (@inotadayo) April 28, 2019
(※これはA8.netのことではありません)
・・・これには大爆笑してしまいました。広告主の担当者のレベルってこんなもんなんですよね。。
もしかしたらASPの担当者レベルではこのぐらいなのかもしれない。
でも少なくともA8の上層部やエンジニアはわかっているからこその今回の発表です。
まあ、ASP各社によって深刻度だったり知識レベルはかなり違いますから(担当者によっても違いますね)
やはり自分の身を守るためにも自ら情報収集はしていたほうがよさそうです。